YOMELはリアルタイムで会話音声をAIでテキスト化し、リアルタイムでのモニタリングやアフターコールワークを支援します。
音声を記録し、文字起こしされたログから内容の振り返りをしたりすることが可能です。
そのほかにも、間違った言葉遣いや規則違反の案内などをチェックする、会話中の発言に対する切り返しのトーク内容を表示するなど、便利な機能があります。
YOMELは音声認識AIのサーバーに接続して、リアルタイムに書き起こしを行います。
YOMELの性質をご理解の上で適切に利用することで、アフターコールワークの削減に繋がります。
安定したネットワーク環境の確保や適切な音声デバイスを設定すること、事前の辞書登録などは、質の高いコールメモ作成には欠かすことのできない要素です。
この記事では、YOMELをよりご活用いただくためのポイントをご紹介します。
推奨ヘッドセット
音声の書き起こし結果を正しく表示させるために、ヘッドセットでのご利用を推奨します。
PC内蔵マイクと内蔵スピーカーでYOMELをご利用の場合、スピーカーから出てくる音声が、自分の声として書き起こされてしまうなど、ご所望の書き起こし結果にならないことがあります。
推奨の音声デバイスは次の記事に記載しております。
また、ご利用のOSによって音声設定の方法が異なりますので、ご注意ください。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
ネットワーク環境
YOMELはアプリの性質上、ネットワーク回線の状況の影響を強く受けてしまいます。
一度ネットワーク回線の接続が切れてしまうと、再接続が難しいため録音が途中で止まってしまうケースがあります。
YOMELを利用する際には、ネットワーク接続の常時確保にご配慮ください。
アプリ利用時の通信量などの詳しい情報は、ブラウザやOS等の動作環境をご参照ください。
辞書登録
サービス名や専門用語などを事前に登録しておくことで、書き起こしの精度が向上いたします。
設定方法などの詳細については、辞書登録(単語を登録し書き起こしに反映する)をご確認ください。
PCアプリの正常終了と音声デバイスの接続
YOMEL起動中にPCをシャットダウンやスリープ状態にする、またはPCアプリの強制終了などを行うと、結果がエラーになってしまう場合があります。
また、YOMELでの書き起こし中に音声デバイスを途中で抜き差しすると書き起こしが止まってしまうことがありますので、ご留意ください。
PCアプリを長時間稼働させた場合
PCアプリ自体が自動的に再起動する仕様となっております。
PCの電源を長時間OFFにしていない状態で利用している(普段スリープの状態で利用している)などの場合、「ウィンドウを表示する」を押下していないにも関わらず、アプリが自動的に再起動することにより、画面に表示されてしまう可能性がありますのでご留意ください。
書き起こし精度アップのポイント
周囲の音、発⾳の明瞭度、喋り⽅、声の⼤きさ
AIによる書き起こしにおいては、周囲の音、発音の明瞭度や喋り方、声の大きさなどが影響します。
発音の明瞭度や喋り方によってはうまく書き起こされないことがありますので、ご了承ください。
- 周囲の音:
- まわりの雑音(ファンやエアコンのノイズ)により音声認識の精度が悪化することがあります
- 発音の明瞭度:
- 音の響きが似た単語や発音の難しい単語は書き起こされないことがあります
- 喋り方:
- 話す速度が速い場合、うまく書き起こしされないことがあります
- 声の大きさ:
- 声が小さすぎたり大きすぎたりするとクリアな音声を確保できないため、認識率が低下する可能性があります
- 声が小さすぎたり大きすぎたりするとクリアな音声を確保できないため、認識率が低下する可能性があります
その他の書き起こし精度アップのポイント
下記スライドにまとめておりますため、ご確認ください。